他人任せで親に決められた人生だとどうなるのか

ノウハウ記事

・特にやりたいこともないし親の言う通りの進路にしている
・親は喜んでくれるしまあいいか
・就活がめんどくさいから正直どこでもいい

上記のような人
今のまま親に決められた進路だと、どこかで耐えられず詰みます。

その理由を体験談を交えてお話しします。

本記事を書いている自分は
・大学まで親の言われた通りの進路
・大学を卒業してどこにも就職出来なかったニート
・やりたいこととかないし仕事なんてやりたくない
という状態でした。

そこから今では
・自分でも気づかなかったやりたいことを実現
・年間売上100億円規模タイトルのゲームディレクター
・数々の中途や新卒を採用する面接官
を経験しています。

学生のうちはとりあえず親に評価される良い子で優等生。
しかし、就職のタイミングになると急に自主性を求められる。

興味の無い会社をひたすら受け続け、それが面接官にも伝わり何社受けても落ちまくる。
それが自分でした。

今回は自分の体験談も含めて、「他人任せで親に決められた人生の末路」について話していきます。

今、自分の人生を生きていない感じがする、という人は必ず見てください。

なぜ親に決められたまま生きてしまうのか?

幼少期の価値観が人生を縛る

「いい子だね」と言われるたびに、「いい子でいなきゃ」と思った。
そんな小さな刷り込みが、いつの間にか人生の方程式になっていたとしたら?

子どものころに与えられたルールは、大人になっても私たちの選択肢を狭めます。

「親が正しい」と信じ込むことで、自分の直感や疑問に蓋をしてしまう。

その結果、自分の人生なのに、まるでマニュアル通りに進めているような感覚に陥るのです。

「レールに乗っていれば安心」という思い込み

いい学校 → いい会社 → 安定した生活
見慣れたこの人生設計図には、穴が一つあります。

それは、【自分の気持ち】がどこにも載っていないこと。


レールの上を歩くのは、たしかに安心です。
でもそのレールが自分のために敷かれたものじゃなかったら?

心が追いつかない人生を歩いているような、
取り残される感覚に、ふと立ち止まってしまうのです。

他人に決めてもらう方がラクだった過去

「どうしたい?」と聞かれるよりも、「これにしなさい」と言われた方が楽。

子ども時代、そんな安心感に包まれていた人ほど、大人になって選択という重荷に戸惑います。

選ぶということは、責任を持つということ。失敗も自分のせいになる。

だからこそ、「誰かに決めてもらいたい」という気持ちは、
怖れから生まれた優しい逃げ道なのかもしれません。

でも、その道の先に「本当の自分」はいない。だから、どこか空虚なのです。

他人任せの人生がもたらす静かな苦しみ

自分の本音がわからなくなる

「やりたいことはなんですか?」
この問いに答えられないのは、怠けていたからじゃありません。
むしろ真面目すぎたからです。

誰かの期待に応え続け、正解を探すことに慣れすぎた結果、
自分の欲望センサーが鈍くなってしまったのです。

本音は、無視され続けると声を潜めてしまう。
そうして気づけば、心のなかに「空白」だけが残ります。

うまくいっても達成感がない理由

表面上は成功しているのに、どこか味気ない。
それは、スタート地点が「自分の意思」じゃなかったから。

自分で火をつけてない花火は、どれだけ綺麗に打ち上がっても心に響きません。

親や上司が「これがいい」と言った道を進み、
結果を出しても、どこかに取り残されたような感覚だけが残る。

その違和感は、ずっと無視してきた自分の願いが、ようやく声を上げ始めた証かもしれません。

気づけば「誰の人生?」と虚しさが残る

朝、目覚ましで起きて、電車に乗って、会社へ行く。
一見、何の問題もないはずの日常。

でもふと、「この人生、いつから私のものじゃなくなったんだろう?」
と立ち止まる瞬間があります。

それは、魂の置き場所を見失ったような感覚。

選んでいるようで、選ばされていた。
満たされているようで、何かが抜けている。

そんな虚しさに気づいたときこそ、人生の本当の主人公に戻るチャンスですよ。

他人任せから抜け出せない人の特徴と心理

決断が怖い、責任を持つのが苦手

選ぶ=間違う可能性がある

この方程式が頭にあると、人はなかなか一歩を踏み出せません。

自分で決めたことがうまくいかなかったら、その責任はすべて自分のもの。

だから怖い。
だから逃げたい。

でも他人に決めてもらえば、「あの人が言ったから」と言い訳できる。
それが責任回避という名の安心感です。

けれど、他人の選択で傷ついたとき、
その言い訳は何の慰めにもならないという矛盾にも、どこかで気づいているのです。

親や他人の期待に応えたい気持ち

喜んでもらえるなら、それでいい
これは、優しさでもあり、呪縛でもあります。

親の笑顔を見たい。
怒られたくない。
見捨てられたくない。

そんな想いが、小さな選択を何度も他人寄りに傾けていく。

そして気づけば、「これは誰のための人生だったっけ?」と、
自分の存在がぼやけてくるのです。

期待に応えることは美徳だけれど、応え続けることで自分がすり減ってしまっては、本末転倒です。

自己肯定感が育たなかった背景

どうせ私なんて
何度心の中で繰り返してきたでしょうか。

自分の判断に自信が持てないのは、過去に「それ間違ってるよ」「なんでそんなことしたの?」と否定された経験が積み重なってきたから。

他人に決めてもらうことは、正しさという名の安心をもらえる気がする。
でもその代償として、自分の直感や意思を信じる力が、少しずつ削られていくのです。

自己肯定感とは、能力ではなく信じてもいいという感覚。
それは、これから取り戻していける感覚でもあります。

主体的な人生を取り戻す

「選ぶ練習」から始める小さな自立

「何でもいいよ」が口グセの人は、自分で選ぶことを長く忘れていた証かもしれません。

まずは、コンビニでの飲み物選びでも構いません。
「今日はこっちの気分だな」と、自分の気持ちに小さく従ってみる。

その瞬間、自分の感覚にOKを出すトレーニングが始まります。

選択とは、自分を肯定する行為でもあるのです。
そしてそれは、誰のためでもない、あなたの人生を少しずつ取り戻す。

自分の価値観を書き出して可視化する

「自分はどう生きたいのか?」と問われて、すぐに答えられる人はそう多くありません。

だからこそ、頭の中にあるモヤモヤを言葉にしてみてください。

ノートに「これだけは譲れない」「この時なぜモヤモヤした?」といった問いを投げてみると、
あなたの内側にある価値観が、少しずつ浮かび上がってきます。

他人の意見に流されるのは、軸がないからではなく、軸が見えていないだけ。
見えるようにすることが、強さにつながります。

他人と違う選択をすることへの恐怖と向き合う

「みんなと違う」
「親が反対する」
そんな状況で何かを選ぶとき、足がすくむのは当然です。

でも、他人と違う道を選ぶことは、孤独ではなく自由の始まりでもあります。

「怖い」という感情は、あなたが今までの自分を超えようとしている証拠。

それは、人生が動き始めている合図です。
恐怖を感じること自体が、あなたが自分の意思で行動している証ですから。

【体験談】親に決められてきた人生を変えた話

私は、大学まで親に決められた道を歩んできました。
自分がなりたい職業とかもなかったので、
とりあえず何でもいいから大学に行っておけばいいという考えでした。

そして、就職先も親に決められていました。

「地元の大企業の工場に入れ」
「そしたら一生安泰だから」

これは子供の頃から言われてきたし、
祖父も働いていたので分かりやすく説得力がありました。

言われた通りその工場の面接を受けました。
そこで言われたことを今でも覚えています。

「君、うちの会社興味ないでしょ?」

自分的には、入りたいと思っているように感じましたが、
他社から見ると全然そんなことはなかったようです。

案の定その会社は落ち、それどころかそこから受ける会社全て落ち続けました。

終いには、新卒なのにハローワークにも行きました。
しかし、紹介してもらったにも関わらず落ちました。

こんなに行動出来ているのに何がダメなんだ?
当時の自分には分かりませんでしたが、今は分かります。

面接官が言っていたとおり、全く興味がなかったからです。
言われたことをただやる人形で、そこに自分の意思は全くありませんでした。

結果、就職先が決まらないまま大学を卒業してしまいました。

ここまで親に褒められる体験ばかりしてきていたのに
急に地獄に突き落とされました。

絶望しきって何もやる気がなくなり、
一人暮らしなのに働かず、親の金で酒を飲んで過ごしました。

毎日親は

「就職先決まったの?」

と言い続けてきて、それに対して

そんな早く決まるわけないだろ!

と返し続けていました。

ですが、進捗を何かしら生まないと不安で押しつぶされそうになるので、
適当な会社の選考をしましたが、面接で落ち続けていました。

なぜこんなに受からないのか
自分はこんなに無能なのか
悔しいけど何をすればいいかも分からない

毎日夜になると、

「また今日も何も出来なかった」
「ほぼ寝てただけだろ」
「なんでパソコンすら開かなかったんだよ」

こんな自己嫌悪に苛まれ、泣いても泣いてもどうにもならない状況を
酒を飲んで誤魔化し続けていました。

もう人生終わった

他のみんな就職しているのに、自分だけ家に引きこもっている。
大学までは上位成績で優等生だったのに、実は社会に出られない無能だった。

悔しい

なんでこんなことになったんだ。
親が敷いたレールに沿っていたら自分で何も出来なくなった。

親のせいだ

全部ではないにしろ、親は絶対悪い。

どうせもう人生は終わっている。
これ以上、下には下がらない。

ならここで
生まれ変わったらやりたかったことをしよう

この悔しさを新しい人生にぶつける。
もう他人の言いなりにはならない。

詳細は以下の記事から
人生を変えた後の話も書いています
(全話合わせて10〜15分くらいで見れますのでぜひ)

まとめ|他人任せから自分の人生へ

「自分で決める」って、思った以上に怖いし、面倒くさいし、責任も重い。
でもそれ以上に、「自分で決めたこと」にしか湧いてこない喜びや、誇らしさがあるのも確かです。

他人のレールの上にいる限り、風景はずっと誰かの景色です。
自分で歩いた道には、転んだ跡も、迷った記憶も、全部自分だけの物語が刻まれていきます。

私の体験談から分かるように、ドン底からでも人生はやり直せます

【あなたの】心が動くことを見つけましょう。
そして、どんなに無様でもやってみましょう。

他人と比べる必要なんてないです。
【あなたの】人生なんだから、恥ずかしくなんてないです。

私はあの時にプライドも全部捨てて、自分の内側にある欲求を引き出したから
狭き門である、夢のゲーム業界にも行けました。

おかげで、あんなに働きたくなかったのに
毎日仕事で成長したくてたまりません。

人生の大半を費やす仕事を、誰よりも楽しい日々に変えましょう。
それが出来るのは今が一番早くて効果的な日ですからね。

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