【内情を暴露】ゲーム会社のランキングTOP10(売上・平均年収・ホワイト度)

ノウハウ記事

・ゲーム業界で働きたいけど、どの会社が自分に合うんだろう?
・収入も大事だけど、働きやすさも気になる
・そもそも、ゲーム会社ってどこがトップなの?

この記事はそんな問題を全て解決します。

本記事を書いている自分は
・ゲーム業界未経験
・大学を卒業してどこにも就職出来なかったニート
・毎日親の金で酒を飲んで何もしない
という状態でした。

そこから今では
・年間売上100億円規模タイトルのディレクター
・数々の中途や新卒を採用する面接官
・中小〜大手のゲーム会社5社経験
・大手ゲーム会社での新規ゲーム開発
を経験しています。

ゲーム業界は、エンターテインメント市場の中でも特に注目される分野です。
人気タイトルを手掛ける大手企業から、独創的なアイデアで急成長するスタートアップまで、
多種多様な企業が存在します。

今回は、ゲーム会社を
・売り上げ
・平均年収
・ホワイト度(働きやすさ)
の3つの観点からランキング形式で紹介します。

この記事を読めば、自分に合ったゲーム会社が見つかるはず!

さらに筆者がゲーム業界内部で働いているので
実際に働いてみたり、働いている人に聞いた

様々なゲーム会社の内情を暴露します!

ぜひ最後まで読み進めてみてくださいね。

※各ランキングは記事作成時のものとなります

ゲーム業界に興味がある人へ

就職完全ガイドに
よくある質問の答えや、情報をまとめてみたので
ぜひチェックしてみてください↓

ゲーム会社 売上ランキング

まずは、企業の規模や市場での影響力を示す売り上げに注目しましょう。
売り上げが高い企業は、多くの場合、安定した財務基盤を持ち、
大規模なプロジェクトを展開する力があります。

1位:ソニーグループ

売上高:約2兆6,047億円
主なタイトル:PlayStationシリーズ、The Last of Us、God of War
関連子会社:https://www.sony.com/ja/SonyInfo/CorporateInfo/Subsidiaries/

記事作成現在、KADOKAWAをも取り込もうとしている巨大な企業です。
ゲーム業界にいたら関わることの多いアニプレックスが子会社にあり、
さらにその子会社にFGOで有名なラセングルがあります。

2位:任天堂

売上高:約1兆7,589億円
主なタイトル:マリオシリーズ、ゼルダの伝説、スプラトゥーン
関連子会社:https://www.nintendo.co.jp/jobs/affiliates/index.html

子会社にゼノブレイドを作っているモノリスソフト
マリオパーティを作っているニンテンドーキューブ
スーパーマリオオデッセイを作っている1-UPスタジオがあります。

3位:バンダイナムコホールディングス

売上高:約3,404億円
主なタイトル:テイルズオブシリーズ、アイドルマスター、ドラゴンボール関連タイトル
関連子会社:https://www.bandainamco.co.jp/about/grouplink.html

子会社に地球防衛軍を作っているディースリーパブリッシャー
エースコンバットを作っているバンダイナムコエイセスがあります。
また、遊園地「浅草花やしき」も運営しています。

4位:スクウェア・エニックス・ホールディングス

売上高:約3,325億円
主なタイトル:ファイナルファンタジーシリーズ、ドラゴンクエストシリーズ、ニーアシリーズ
関連子会社:https://www.hd.square-enix.com/jpn/company/group.html

子会社にアミューズメントで有名なタイトーがあります。

5位:ネクソン

売上高:約2,940億円
主なタイトル:メイプルストーリー、アラド戦記

6位:セガサミーホールディングス

売上高:約2,178億円
主なタイトル:ソニックシリーズ、龍が如くシリーズ
関連子会社:https://www.segasammy.co.jp/ja/corp/group/

子会社にペルソナや女神転生を作っているアトラスがあります。

7位:コナミホールディングス

売上高:約2,041億円
主なタイトル:プロ野球スピリッツ、ウイニングイレブン、メタルギアシリーズ
関連子会社:https://www.konami.com/corporate/ja/subsidiaries/

デジタルゲームだけでなく、アミューズメントや
スポーツ、フィットネスなども運営しています。

8位:サイバーエージェント

売上高:約1,555億円
主なタイトル:グランブルーファンタジー、プリンセスコネクト!ReDive、ウマ娘 プリティーダービー
関連子会社:https://www.cyberagent.co.jp/corporate/group/

元は広告がメインでしたが、子会社に
魔法少女まどか☆マギカやシュタインズゲートを作っているニトロプラス
ウマ娘を作っているCygames
呪術廻戦ファントムパレードを作っているサムザップ
FINAL FANTASY Ⅶ EVER CRISISを作っているアプリボット
学園アイドルマスターを作っているQualiArts
プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミクを作っているColorful Palette
と、アプリゲームの巨頭となっています。

9位:ミクシィ

売上高:約1,005億円
主なタイトル:モンスターストライク
関連子会社:https://mixi.co.jp/company/group/

デジタルエンターテイメントだけではなく、スポーツやライフスタイル事業があります。

10位:ガンホー・オンライン・エンターテイメント

売上高:約988億円
主なタイトル:パズル&ドラゴンズ

子会社にレットイットダイを作っているスーパートリック・ゲームズを始め、
主にコンシューマゲームを作っている開発子会社があります。

ゲーム会社 平均年収ランキング

次にゲーム会社の平均年収ランキングです。
各会社に入ったらどのくらい貰えるかざっくりと確認しておきましょう。

会社名平均年収
1位:スクウェア・エニックスホールディングス約1,429万円
2位:バンダイナムコホールディングス約1,083万円
3位:ソニー約1,051万円
4位:任天堂約913万円
5位:セガサミーホールディングス約831万円
6位:コナミホールディングス約819万円
7位:LINE約771万円
8位:DeNA約768万円
9位:GREE約760万円
10位:コーエーテクモホールディングス約700万円

ゲーム会社 ホワイト度ランキング

次にホワイト度についても見ていきましょう。
働きやすさは人それぞれ感じ方は違いますが、
総合的に見てランキングにしているので
指標として確認してください。

1位:任天堂

ホワイト度評価:4.8/5.0
特徴:ワークライフバランスの重視、充実した福利厚生、低い離職率。

2位:ソニー

ホワイト度評価:4.7/5.0
特徴:柔軟な働き方の推進、社員研修制度の充実、ダイバーシティの推進。

3位:バンダイナムコホールディングス

ホワイト度評価:4.6/5.0
特徴:社員の自主性を尊重する社風、フレックスタイム制度の導入、育児支援制度の充実。

4位:スクウェア・エニックス・ホールディングス

ホワイト度評価:4.5/5.0
特徴:クリエイティブな環境の提供、リモートワークの推進、社員の健康管理への取り組み。

5位:カプコン

ホワイト度評価:4.4/5.0
特徴:社員教育の充実、働きやすいオフィス環境、メンタルヘルスサポートの提供。

6位:コーエーテクモホールディングス

ホワイト度評価:4.3/5.0
特徴:フレックスタイム制度の導入、社員交流イベントの実施、キャリアアップ支援。

7位:セガサミーホールディングス

ホワイト度評価:4.2/5.0
特徴:多様な働き方の推進、福利厚生の充実、社員の意見を尊重する風土。

8位:コナミホールディングス

ホワイト度評価:4.1/5.0
特徴:健康経営の推進、社員食堂の完備、スポーツ施設の利用支援。

9位:DeNA

ホワイト度評価:4.0/5.0
特徴:リモートワークの推進、育児休暇制度の充実、社員のキャリア形成支援。

10位:GREE

ホワイト度評価:3.9/5.0
特徴:フレックスタイム制の導入、リモートワーク可能、社員同士のコミュニケーションを促進する環境。

ゲーム業界内部から見た各社の特徴を暴露

筆者が実際に体験していたり、業界内部の人から直接聞いた話を
会社ごとに紹介していきます。

ランキングには無かった物が多いのですが、
各会社が実際にはどんなところなのか確度の高い口コミ
としてお使いください。

大規模会社

※同じグループ会社はそのグループの規模でまとめて大規模会社に入れています

SEGA

代表作:ソニックシリーズ、龍が如くシリーズ

・年齢層高め
・細分化した業務担当で専門性を高められる
・大企業らしくかっちりした運用

向いている人:安定して有名タイトルに関わりたい人、専門性を高めたい人

コナミ

代表作:プロ野球スピリッツ、ウイニングイレブン、メタルギアシリーズ

・研修がしっかりしている
・基本的にずっとスポーツゲームを作る
・かっちりしていて真面目な人が多い

向いている人:スポーツゲームが好きな人、丁寧な教育環境を求めている人

ガンホー・オンライン・エンターテイメント

代表作:パズル&ドラゴンズ

・ややトップダウンなところがある
・大企業ゆえにフットワークの軽さはないが大きな運営力がある
・ゲーム業界の多くは10〜19時勤務だが、10〜18時の7時間勤務

向いている人:大きな運営タイトルの仕事がやりたい人、定時を早めたい人

DeNA

代表作:Pokémon Trading Card Game Pocket、ポケモンマスターズEX、ファイナルファンタジーレコードキーパー

・体育会系
・裁量があって自主的に取り組む熱量が高い人が多い
・契約社員はあまり正社員に上がる目処が立たないなど競争が激しい

向いている人:実力主義で揉まれて成長したい人、ポケモンやFF好きな人

コロプラ

代表作:ドラゴンクエストウォーク、白猫プロジェクト、クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ

・22時以降は基本残業させない
・組織化されているが、自分が挑戦したいことは積極的にやらせてもらえる
・安定しているがゆえに全体が熱量高いわけでは無い

向いている人:安定を求める人、ドラクエ好きな人、3Dゲームに興味がある人

アカツキ

代表作:ドラゴンボールZ ドッカンバトル、ロマンシング サガ リ・ユニバース

・体育会系
・契約形態問わずプロ意識が高い人が多く熱量が高い
・レギュレーションをちゃんと決めて仕事している
・実力主義で成果報酬が多く貰える

向いている人:実力出して稼ぎたい人、ドラゴンボールやロマサガ、その他可愛い女の子IPが好きな人

Cygames

代表作:ウマ娘 プリティーダービー、グランブルーファンタジー、プリンセスコネクト!Re:Dive

・細かく作業分担がされている
・スマホゲーム業界で実力を付けた人たちが数多くいる
・どれだけゲームをしているかを重視
・潤沢な資産でクオリティを重視する
・非正規雇用が多い

向いている人:クオリティを重視するクリエイター気質の人

※サイバーエージェントグループです
※サイバーエージェントグループの特徴として若い人が多く、
 雇用形態問わず裁量を持って仕事が出来ます

アプリボット

代表作:FINAL FANTASY VII EVER CRISIS、NieR Re[in]carnation

・体育会系
・良くも悪くもフットワークが軽い
・マネージャーの人たちも若いので、若くても大きな挑戦が出来る環境がある
・自分でアピールしていく必要はあるが、どんどん成長していける

向いている人:若くてもどんどん挑戦したい意欲的な人、FFが好きな人

※サイバーエージェントグループです

GREE

代表作:探検ドリランド、釣りスタ

・年齢層高め
・仕事とプライベートは割り切っている人が多い
・かっちりしていて基本定時帰りの人が多い

向いている人:ライフワークバランスを重視したい人、ブラウザゲームが好きな人

グリーエンターテインメント

代表作:ONE PUNCH MAN 一撃マジファイト、聖闘士星矢レジェンドオブジャスティス

・かっちりしつつも楽しい人が多い
・健全な運用で熱量でどうこうするより数字に強い人が多い
・結構みんな定時で帰る

向いている人:数字に強い人、プライベートも楽しみたい人

※GREEグループです

WFS(ライトフライヤースタジオ)

代表作:ヘブンバーンズレッド、転生したらスライムだった件 魔王と竜の建国譚、アナザーエデン 時空を超える猫

・ゲームに真剣な人がセルフブラックになって夢中になって仕事をしている
・挑戦したいことは積極的にやらせてもらえる
・体育会というわけではなくGREE特有の堅実な雰囲気

向いている人:ゲーム作りに真剣になりたい人、Key作品や転スラが好きな人

※GREEグループです

ポケラボ

代表作:SINoALICEーシノアリスー、アサルトリリィ Last Bullet、魔法少女まどか☆マギカ Magia Exedra

・GREEのゲーム会社の中で一番賑やか
・組織化されているがちゃんと裁量もある
・ややトップダウンなところがある

向いている人:賑やかに楽しみたい人、ヨコオタロウ作品、まどか☆マギカが好きな人

※GREEグループです

ラセングル

代表作:FGO

・リモートワークを推進していて基本的に在宅で仕事が出来る
・ゆとりのあるスケジュールで良いものを作ろうとする環境
・落ち着いている人が多い

向いている人:在宅で仕事したい人、ライフワークバランスを重視する人、Type-moon作品が好きな人

※Sony Musicグループです

大規模会社よりは少し下がる会社

DONUTS

代表作:D4DJ Groovy Mix、ブラックスター -Theater Starless-、暴走列伝 単車の虎

・ベンチャー色が強く裁量がとても大きい
・中途の人は平均より年収多くもらえている傾向
・サテライトオフィスが各地にあるが、大規模会社と比べるとあまり綺麗では無い

向いている人:未経験で実力を付けたい人、色々な仕事を自分から学びたい人

ミスリル

代表作:サガ エメラルド ビヨンド(プランニング)、レスレリアーナのアトリエ
~忘れられた錬金術と極夜の解放者~(企画・プロジェクトマネジメント)

・会社の近場に住めば家賃補助7万円
・組織的には立場の上下を取払い、フラットに意見を言う環境
・稼働時間は多めだがゲーム作りが好きな人が夢中で作っている

向いている人:本気で自分たちで代表作を作りたいクリエイター気質の人

ILCA(イルカ)

代表作:ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド、シャイニングパール、Pokémon HOME、SAND LAND

・映像作品全般を作り、様々な会社の有名タイトル制作に関わる
・若い人が結構いる
・自分で進んで仕事をすればどんどん任せてもらえる環境

向いている人:様々な有名タイトルに関わりたい人、ポケモンが好きな人

ゲーム会社はなぜ「やめとけ」と言われるのか

よく耳にするゲーム会社はやめとけという話ですが、
なぜそのようなことが言われているのでしょうか?

こちらはその詳細を以下の記事にまとめていますので、
実際に自分の目で確認してみてください。

まとめ

今回紹介した各ランキングは、売上高、平均年収、
そしてホワイト度の3つの観点からゲーム業界を評価しました。

それぞれの企業には独自の強みがあり、選択基準は人によって異なります。

・高収入を目指すなら:スクウェア・エニックスやバンダイナムコが魅力的です

・安定した働きやすさを重視するなら:任天堂やソニーが選択肢として挙がります

・成長環境やチャレンジングなプロジェクトを求めるなら:新興企業や中規模の企業も視野に入れてください

これからゲーム業界でのキャリアを考える方にとって、この記事が一助となれば幸いです。
最新の業界情報をチェックしつつ、自分に最適な企業を見つけてください!

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