【ニートからの社会復帰体験談】ゲーム会社への就職完全ガイド

ノウハウ記事

この記事はプロモーションを含んでいます

・スキルも経験もないけどとにかく憧れのゲーム業界に入りたい
・でも何をしたらいいのか分からない
・就活は面接とか自分に出来るのか不安

この記事はそんな問題を全て解決します。

本当に入りたいと考えているあなたを
分からない不安から解放する内容となっていますので
そのまま読み進めてみてください。

本記事を書いている自分は
・ゲーム業界未経験
・大学を卒業してどこにも就職出来なかったニート
・毎日親の金で酒を飲んで何もしない
という状態でした。

そこから今では
・年間売上100億円規模タイトルのディレクター
・数々の中途や新卒を採用する面接官
・大手ゲーム会社での新規ゲーム開発
を経験しています。

自分も、ゲーム会社に入りたいけど無理だろうとずっと諦めていました。
ですが、そんなことを心の奥底で考えながらの就活は上手くいかず
病んで円形脱毛症にもなった過去があります。
(自分の過去は以下から)

もし、強くゲーム会社に入りたいと思っているのなら
とりあえずこの記事を読んで、何をすればいいかを把握することをオススメします。

自分もそうでしたが、
分からないから不安になって行動に移せない状態となるので
この記事でゲーム会社への就職までを把握していきましょう!

当時、自分がやっておけばもっと早く成功できていたな
と思う知見
も共有していきますのでぜひ!

「面接が怖くて自分には出来ない!」
そんなあなたに完全対策マニュアルを書きました
【業界未経験既卒ニートでも出来た】ゲーム業界の面接完全対策マニュアル

内容は以下となってます
・面接の流れ(黄金パターン)
・今だから言える面接対策(面接官視点)
・落ちる人の特徴
・なぜ未経験既卒ニートでもゲーム業界に入ることが出来たか

以下のリンクからチェック↓

https://note.com/game_planneranki/n/nc6127a5e34cb

前提

まずやる気はあるか?

前提として、

ゲーム会社に絶対入るぞ!というやる気はありますか?

ゲーム会社に限らずですが、就職活動は体力を使います。

1つの会社の内定を勝ち取るにも、2次面接まであるとしたら
書類選考まで含めて大体一ヶ月はかかります。

さらに、複数の会社の選考を進めることになるので
その分面接回数も多くなります。
慣れないことをやっていくのは、結構疲れるんですよね。

逆にいうと、今後ずっと好きなことを仕事にするためと考えると
「一ヶ月くらい短いもんだ!」
と思うかもしれません。

なんにせよやる気が必要不可欠なわけです。
「ちょっとやる気があるかと言われると怖いなぁ」
と思う人は以下の記事がオススメです。

あなたが行動を起こすことを助けてくれるものとなっています。

ゲーム業界に入るのに必要な知識

ブラックな会社とは?

ブラックな会社とはどんな特徴があるのかを
以下にまとめました。

①終わりが見えない残業が多い
②スケジュールが整備されてない
③パワハラ/モラハラがある
④仕事量に対して給料が低い

それぞれ解説していきます

①終わりが見えない残業が多い
そもそも一人に任されている仕事量が多い
仕事量に対して人が少なすぎる

これらによって毎日深夜、最悪朝まで残業しても終わらない
みたいな職場は確実にブラックです。

ただ、ゲーム会社のプロジェクトでは繁忙期というのあるので
どこもある程度繁忙期は残業あります。
繁忙期とか関係なく毎日無限に残業しているのは真っ黒ですね。

散々不安を煽ってしまいましたが、
昔と比べてだいぶコンプライアンスに厳しくなっているので
大手なんかは特にそこまで強制した残業はありません。

②スケジュールが整備されていない

通常は、先のスケジュールが作成されている状態で仕事は進行していきます。
きっちりした会社だと、向こう1年分の施策はすでに決まっている状態です。
そうすることによって、先の施策のデータを余裕を持って作成することができます。

しかし、スケジュールが何も整備されていない状態だと
来週のスケジュールどうしよう!
何も決まっていないから何も動き出せない。
そこから着手が遅れて結局無限残業編になります。

③パワハラ/モラハラがある

残業だけでなく、人間関係もブラックな会社となる要因になります。
代表的な例がパワハラ/モラハラです。

会社は営利目的のため、ノルマを設定し、
どうしてもそれを達成するスケジュールを設計しなければなりません。
そこに非現実的なノルマがあると、
パワハラ/モラハラが発生します。

例でいうと

・俺がリーダーなんだから俺の言うことを聞け
・なんでこんな当たり前なこともできないんだ?
・そんなに仕事できないのに家帰って何してるの?

笑っちゃいますが、こんなのがあります。

新規開発案件では、大人数で売れるか分からないものを毎日作っているので
各々が自分が考える正解で戦ってきます。
そうすると意見の衝突があり、精神的に未熟なリーダーが自分の意見を通そうと
ゴリゴリにパワハラをしてきたりします。

とまあ、これまた不安を煽ってしまいましたが、
こちらも同様に現在はコンプライアンスが厳しくなっているので
パワハラをする人が会社から注意、罰せられます。
逆にその会社が注意しないところはブラック確定ですね。

④仕事量に対して給料が低い

仕事量が多いのはまだしも、
それに対して給料が見合っていないのもブラックな要因となります。

最初のうちは見合っていなくても査定のタイミングで、
成果を出したのなら評価されて給料も上がっていくはずです。

ずっと給料に反映されないような会社はブラックな会社となります。

おすすめの会社

未経験者におすすめのなのは
中小企業で未経験者を募集している会社になります。
会社が出しているタイトルを見て、知っているものがないくらいの会社が良いです。

理由としては、中小企業の方が幅広い業務を任せてもらえる可能性が高いからです。
業界未経験の人はとにかく経験を積める会社に行った方が、
転職する際にも強い経歴を書くことが出来て、
後々大手の会社にも行きやすくなります。

大事なのは、

どこで仕事したかより何を経験してきたか

業界に入ってしまえば実力重視なのでこれにつきます。

新卒の場合は最初から好きなゲーム会社を受けてみるのも良いかと思います。
新卒では特化したスキルを持っていない限り、他の人と同じ土俵で戦うので
チャンスはあるかと思います。

以下でゲーム業界内部から見た各社の特徴を暴露しています
あなたにおすすめの会社が見つかるはずです↓

ゲーム業界の職種一覧

※筆者がプロデューサー、ディレクター、プランナー経験者となっています

プロデューサー

プロデューサーはプロジェクト全体の統括をする職種です。
大体は取引先とのやり取りと人の管理になります。


全体のスケジュール策定、予算の管理、メンバーの管理を行います。
他の会社と協業の場合は、基本的にプロデューサーがやりとりをします。

プロジェクトによってプロデューサーの担当範囲が大きく変わりますが、
プロデューサーになるためには、
小さくても少しずつリーダーとなる経験を積むことが必要です。
そうして徐々にマネジメント出来る範囲を増やしていき、
最終的にプロジェクト全体の管理を任されるようになります。

大手では10年以上しないとなれないのが普通ですが、
中小の場合は人によっては3〜5年程度で任されることもあります。

ディレクター

ディレクターはゲーム全体のディレクションをする職種です。
大体はゲームのクオリティ管理になります。

達成したいゴールに向けてゲームのクオリティをそこに持っていきます。
そのため、他の職種の人に的確にフィードバックをする必要があります。

ディレクターになるためにはプロデューサーと同様に、
小さくても少しずつリーダーとなる経験を積むことが必要です。
さらに、ゲームのクオリティを担保するための
運用や開発知識が必要になります。

プロデューサーと同様、
大手では10年以上、中小では人によっては3〜5年程度で任されることもあります。

プロジェクトマネージャー(PM)

PMは、プロジェクトに関わるすべてのチームを管理し、タスクを調整します。
各チームがスムーズに連携し、効率的に作業を進められるようにサポートします。

プロジェクトの潤滑油のような存在で、非常に重要な立ち位置となっています。

簡潔に言うと進行管理が仕事ですが、
人物間での対立や、組織背景など複雑な事情も考慮していく必要があるので、
実際はタスクの管理だけではなく、人の管理もしている職種です。

プランナー

プランナーはゲームの企画、仕様の作成をする職種です。
担当業務は多岐に渡ります。

インゲーム班 :バトルの仕様を決める
アウトゲーム班:機能の仕様や報酬設計を決める
アセット班  :ゲームで使用するキャラ、背景、ステージなどの画像(アセット)の仕様を決める

大手になるほど上記以上に細分化されています。
ボスの仕様だけ考える人や、ダンジョンの仕様だけ考える人など。
逆に中小の場合は、プランナーという1つの括りで全てを担当することも珍しくありません。

プランナーは、ディレクターやプロデューサーとなるための前の段階となります。
様々な経験と他の職種とのやりとりを繰り返すことによって
専門性が磨かれ、徐々にリーダーになっていきます。

ライター

ライターはゲームのテキスト部分全般を担う職種になります。
主に世界観の設計、シナリオの設計、キャラの設定などを行います。

会社によっては、ライター自身がスクリプト(ゲームでテキストが表示されるシーンの演出など)を組むこともあります。

基本的には1つのプロジェクトにそこまで人数はいないですが、
シナリオがメインとなるゲームでは、その分ライターが必要となります。

未経験からライターになるには、
最初から個人で実績をあげている状態でライターとして採用されるか、
プランナーとして最初に経験してからライターの方にシフトするのが多いです。

エンジニア

▪️サーバーエンジニア

サーバーサイドのシステム設計をする職種です。
プランナーが企画した仕様に沿って、それを実現するようにプログラムを組みます。

詳細としては、
プランナーだけでゲームのデータを弄ることが出来る
「マスターデータ」というものを設計します。
サーバーの負荷などでゲームが出来なくならないように
負荷処理も考えて設計していきます。

ブラウザゲームプロジェクトではサーバー処理がメインなので、
ほぼサーバーエンジニアだけで構成されます。

後述するクライアントエンジニアも含めてですが、
上位職種としてはリードエンジニア(テックリード)というものがあります。
ディレクターやプロデューサーなどと同様に、マネジメント職になっていきます。

▪️クライアントエンジニア

クライアント(端末側)のシステム設計をする職種です。
こちらもプランナーが企画した仕様に沿って、
それを実現するようにプログラムを組みます。

詳細としては、
ゲームの操作やUIの表示を制御するので
プランナーだけではなくUIの人とも密接にやりとりを行います。

▪️テクニカルアーティスト

デザイナーとエンジニアの中間職で
デザイナーが実現したいものに付随して出る問題を解決する職種になります。

主に3Dゲームのプロジェクトで
他のオブジェクトと干渉する問題を解決したり、
行いたいモーションを制御する仕組みを作ったり、
多岐に渡る問題を解決していきます。

2Dデザイナー

▪️イラスト

ゲームに登場するイラストのデザインを作成する職種です。
プランナーが企画した仕様や発注書をもとにデザインを決めていきます。

大手になるほど担当が細分化していきます。
キャラ班:キャラのイラストを作成
武器班 :武器のイラストを作成
背景班 :背景のイラストを作成
など
逆に中小は全部一括りでイラスト担当となることが多いです。

上位職種としては、アートディレクターがあります。
こちらもマネジメント職になっていき、
文字通りデザインのディレクションを行い、クオリティを担保します。

▪️モーション

モーションデザイナーは、キャラクターやオブジェクトの動きを作成する職種です。
また、ゲームの進行中に挿入される短いムービーのような部分も作成することがあります。


モーションを行う上でカットシーンが重要となり、カメラの動きや角度、ライティングなどを調整していきます。

関わる職種としては、プランナーから要件を聞き
それを踏まえて後続のサウンド班などと協力して進行していきます。
3Dゲームの場合は、どのように動くかの絵コンテをモーションの人が作成したりもします。

▪️エフェクト

2Dエフェクトデザイナーは、ゲーム内で使われるさまざまなエフェクトをデザインします。
キャラクターが魔法を使ったときの光や火花、爆発の煙、風や水の流れ、雨や雪の降る様子などのアニメーションを作成します。

さらに、エフェクトがゲームの動作を遅くしないように、見た目の品質と処理負荷のバランスを取る工夫をします。

関わる職種としては、プランナーから要件を聞き
それを踏まえてサウンド班やクライアントエンジニアと協力して進行していきます。

3Dデザイナー

▪️モデル

3Dモデルデザイナーは、ゲームに登場するキャラクター、アイテム、背景、建物、乗り物など、さまざまなオブジェクトの3Dモデルを作成します。
基本的には、キャラ、エネミー、背景などとその人の専門性によって担当するモデルは分けられます。

3Dモデルは、MayaやBlenderといった3Dモデリングソフトを使って作成します。
作成する際に、ポリゴン数が多すぎるとゲームの処理が重くなり、少なすぎるとモデルが粗く見えてしまいます。
このポリゴン数はプロジェクトによって、ここまでの範囲で作成してくださいというルールを設けています。

関わる職種としては、2Dのイラストデザイナーが作成した3面図通りに
キャラの3Dモデルを作成していきます。
作成していく過程でプランナーや、テクニカルアーティスト、3Dモーションデザイナー、
3Dエフェクトデザイナーなど多岐にわたる職種と連携していきます。

▪️モーション

3Dモーションデザイナーは、ゲーム内のキャラクターやオブジェクトが動くためのアニメーションを作成します。
リアルな人間の動きをキャラクターに反映させるために、「モーションキャプチャー」という技術を使うことがあります。

役者が実際に動いている姿を特殊なスーツやカメラで記録し、その動きをデジタルキャラクターに適用します。

3Dをモーションさせて動かすと、あらゆるオブジェクトに干渉し
想定外の挙動が頻繁に発生します。
ここの問題は大手のゲームでも解決されないままリリースされているほどです。

こちらも3Dモデルデザイナーと同様に多岐にわたる職種と連携していきます。
3D班は班内で密接に連携していて、問題を解決してくれるテクニカルアーティストとも
密な連携をとりながら政策をしています。

▪️エフェクト

3Dエフェクトデザイナーの業務内容は2Dと同様ですが、
3Dになることによりさらに難易度が増しています。
処理負荷の点を3D班内で密にやりとりをし、進行しています。

ゲーム内で挿入されるイベントシーンなどは、統括をするアートディレクター主導で
3D班だけではなく、モーション(カットシーン)デザイナー、テクニカルアーティスト
など多くの職種で協力して作成されています。

良いシーンだと思われているものは、大体元アニメ制作会社勤務の方が
中にいて作られているものが多いです。

UIデザイナー

UIデザイナーは、ゲーム内でプレイヤーが操作するためのインターフェース、つまり「見た目」と「操作性」をデザインします。

UIには、メニュー画面、ボタン、ステータスバー、マップ、インベントリ(持ち物リスト)など、
プレイヤーがゲームをプレイする際に目にするすべての要素が含まれます。
これらをわかりやすく、直感的に操作できるようにデザインすることがUIデザイナーの主な役割です。

UIデザイナーは、「ワイヤーフレーム」と呼ばれる
画面上にどの要素がどの位置に配置されるかを示す
簡単な設計図のようなものを作成します。
そのワイヤーフレームを基に、実際にゲーム画面がどのように見えるかを示す
詳細なデザインを作成します。

関わる職種としては、
プランナーから出された要件をもとに進行していき、
サーバーとクライアントのエンジニアも含めて画面を少しずつ作成していきます。

基本的には機能ごとに担当が分かれていて
その担当班のプランナー、UI、エンジニアが協力して作成していきます。

サウンド

サウンドはゲーム内の効果音やBGMなどを作成します。
ボイスレコーディングしたものを編集する場合もあります。

関わる職種としては
プランナーから出された要件をもとに進行していき、
エフェクトデザイナーなどと協力してきます。
ゲーム会社内では、サウンドの人は1つのプロジェクトだけでなく
様々なプロジェクトのサウンドを作成していることが多いです。

マーケティング

マーケの職種はゲームをどのようにしてプレイヤーに知ってもらい、興味を持ってもらうかを計画します。
業務内容としては多岐にわたり、
広告の企画、SNSの運用、コラボイベントの企画、KPIの分析などがあります。

関わる職種としては、
プランナーがゲーム内の施策を企画をするのに対し、マーケはゲーム外の施策を企画していきます。
そして、両者が協力してゲーム内外で噛み合うような運用をしていきます。

QA(品質保証、Quality Assurance)

QAは、ゲーム内の各機能が正しく動作するかを確認するデバッグを行います。
リリースされる機能やイベントは、全てQAの確認を通してからリリースされます。

バグが多いとそれだけでユーザーからの不評が多くなり、
ゲームそのものの価値が落ちてしまうので
ゲームの品質を担保する重要な役割となります。

関わる職種としては、
主にプランナーやエンジニアに不具合状況や、設計した内容になっているかを報告します。
その報告をもとに、データを修正してリリースまでに品質を担保していきます。

CS(カスタマーサポート)

CSの主な仕事は、プレイヤーからの問い合わせ対応です。
プレイヤーから寄せられるフィードバックを収集し、これをゲーム開発チームやマーケティングチームに伝えるのもCSの重要な役割となります。

マーケが定量的なデータを扱ってゲームを良くするのに対し、
CSは定性的なデータを扱ってゲームを良くしていきます。

関わる職種としては、
主にプランナーにユーザーからの情報を集約して共有し、
そこからプランナーが各職種に連携して反映していきます。

おすすめ職種

一番難易度が低いものはデバッガー(QA)です。

プログラムやデザインのスキルがなくても始められる、
かつ、業界の仕事に手っ取り早く触れることができます。

デバッグには、ゲームの知識や仕様理解が必要になり、
さらには開発フローなどの全体感も理解していくことが出来ます。

ですが、自分がおすすめしたいのはプランナーになります。

やはり自分でゲームを作りたい!という思いが強い人が多いと思うので、
未経験者からでも募集していることが多いプランナーをおすすめします。

自分自身が未経験のプランナーから入った者なので
そこそこ敷居は低いと思います。
プランナーは自分の考えたものをゲームに反映していける
魅力ある職種だと思っています。
(今でも自分の企画がゲームに反映されると嬉しい)

少しでもゲームを自作しているなら非常に優遇されるので
とにかく小さなゲームを作ってみるのが有効です。
RPGツクールやウルフエディタなどのツールで作ってみるのが簡単で試しやすいですよ。

自己分析の仕方

・自分が一番時間を使ったもの、熱中したものを書き出す
・子供の頃から大人になっても熱中してしまう行動を明確にする
・より具体的に、何が好きとかの名詞ではなく、行動をリストアップする
・そのリストアップしたものと関連する職種を探す。
※絶対にやりたくないことも書き出しておくと今後迷わないのでおすすめ

そのためにどんな職種があるのかと、業務内容の理解が必要です。

関連した職種は分かったが、現状では到達できないギャップがあるはずです。
そのギャップを埋めるために、まず自分は何をすればいいのか。
ゴールから逆算して目の前の1歩を決めましょう。

そうして決めた目の前の1歩をとにかくやってみる。
そこまでやったら、そのストーリーをそのままキャリアプランとして面接などで言えるはずです。

具体例
▼一番時間を使った&熱中したこと
・ゲームをする(RPG)
・カードゲームのデッキを考える
・雑魚カードの山からコンセプトデッキを組む
・友人と遊ぶ際の内容とスケジュールを考える
・興味のあることの調べ物をする
・対戦格闘ゲームの上位プレイヤーの対戦動画を見る
・RPGやシミュレーションゲームの編成を考える
・筋トレのやり方を学ぶ
・色々な人と遊ぶ予定を作る
・ゴチャゴチャの部屋や物の整理をする

自分で調査して流れや考えを組むことをずっとしている
なので、ゲームプランナーやディレクターが良さそう

▼現状とのギャップ
・ゲームを作ったことがない
・ゲームプランナーが何をするのか具体的には知らない
・企画書の作り方を知らない
・仕様の作り方を知らない
・ゲームディレクターになるためには経験が無い

ゲームプランナーのことを調べて、
とにかくゲームをRPGツクールで仕様を決めながら作ってみる

大学、専門学校どちらがいい?

有名な難関大学を卒業できるなら大学の方が良くて、
ゲーム業界に入るだけなら専門学校が良いと思います。

未経験から入る場合は、優秀なのかを判断する材料が少なく
学歴を見られがち
です。
なので学歴武装は有効な手段となります。

専門学校はゲーム業界参入への尖った武器になるため
手っ取り早く力を付けることができます。

ですが、専門学校に行けばいいというだけではなく
そこに行ってちゃんと自主的に行動し、実績を積むことが大事です。

専門学校卒の人もたくさんいるので、
その中でどうやって自分を選んでもらえるか。

信頼してもらって採用されるかの判断材料となる
実績を学歴で作るか、ゲーム特化の専門学校で作るか

何をしておけば有利になる?

具体的に選考や面接で有利になるものを挙げていきます。

①ゲームを作る

ゲーム会社に受かるには、もう最初からゲームを作った経験があるのが一番強いです。
どんなに小さな規模、1ステージだけでも、1つの画面だけでも
なんならジャンプの挙動を作れただけでも
他の未経験の人よりよっぽど価値があります

今は動画で詳しく解説しているものもたくさんあり、
さらにAIでコードも書けるので本当にやっているかどうかの勝負になります。
まずやってみましょう。

②人とコミュニケーションをとりながら物事を進める

会社に入ると組織でゲームを作っていくので、
他の人と連携して物事を進めた経験を重要視されます。
さらに言うと、他の人と協力してどうやって困難な課題に取り組んだか
を面接官は求めがちです。

とにかく、一人で成し遂げましたではなく
他の人と協力して課題解決をした経験を積みましょう。
学生ならグループワークでの成功事例を訴求するのも良いかもしれません。

③リーダーを経験する

面接官の好物がこれです。
やはり、率先して行動する人材は求められます
人からの判断を待つのではなく、自分で意思決定して行動する経験を積みましょう

人に教えて、その人が成功した経験なども良いと思います。
さらに、チームを良くするために提案した経験などでも良いです。
人に影響を与えた経験を小さくても良いので積みましょう。

なにか組織、チームを良くするために行動した実績があれば
会社に入っても貢献してくれると思われます。

就職準備編

求人探しの方法(未経験でもいける?)

行なった自己分析の結果から、

自分がどんなことに興味があるのか
どんなスキルを付けたいか

で応募する求人の方向性を決めます。

新卒の場合

新卒限定の応募ページが各ゲーム会社のホームページに掲載されています。
ですが、行きたい会社が分からないという人は
新卒向けのエージェントを使うのも解決の手段となります。

最初は会社の情報や就職について何も分からないと思うので
まとめて教えてくれるエージェントは楽です。

ゲーム業界に特化しているエージェントを使うと
業界の幅広い知識から、自分が知らないけど
自分に合っている会社の情報ももらうことができます。

既卒で未経験の場合


同じく各ゲーム会社のホームページに掲載されている求人から
「未経験可」「ジュニアポジション」などが記載されているものを受けると良いです。

普通に経験者の求人からではほぼ確実に書類選考も通過しないので注意しましょう。

既卒で未経験の方におすすめは、エージェントを介さずに
直接会社の採用ページから申し込むのが良いです。
エージェントを使ってだと、会社は採用した際にエージェントに報酬金を支払う必要があるからです。
(新卒だと新卒切符が強いのでエージェントを使っても問題ないですが)

さらに、自分で会社を選んで自分から応募しているので
熱量をアピールすることもできます。

未経験でもいけるので諦めずに!

実際はゲーム業界の仕事ができないとかを聞いて不安

ゲーム業界の仕事が出来ると思って会社に入ってみたら
実際は全然違うことをやらされるということが稀にあります。

これはSES(システムエンジニアリングサービス)と呼ばれる形態を取っている企業で見られるものとなります。
SESは契約で定めた期間、クライアントに対してエンジニアの技術力や専門スキルを提供するサービスです。

この形態を取っている求人では、

未経験でも活躍できる!
ゲーム業界の仕事ができる!

といった内容が記載されていることがあります。
確かに、未経験からエンジニアを始めてゲーム業界の仕事をしているケースもあります。
ですが、その実績を載せて求人の応募数を増やすのが狙いです。

流石に、ゲーム会社に入ったらゲーム業界の仕事が出来ない
なんてことは起こりませんので安心してください。

口コミ確認

求人を探して気になる会社があったら口コミを確認してみましょう。

その会社の名前 評判
みたいな検索をしたら以下のように
口コミが分かるサイトがたくさん出てきます。

口コミでは
・職場環境
・人間関係
・会社の社風
・残業時間
・給料
・成果を給料に反映してくれそうか
など様々な観点で確認出来ますので、チェックは必須です。

上記のように総合評価があります。
これが総合で3.0を切っていると体感危なくなってくるところが多いです。

その他には、TwitterなどのSNSでその会社の評判を調べてみるのもおすすめです。
入る前に内情が少しでも知れて良い時代ですね!

履歴書の書き方

職務経歴がない場合は履歴書のみを送ることになります。
その場合は、履歴書でどれだけ企業から欲しいと思わせられるかが勝負です。
自己PRの書類を受け付けてくれる場合は、そこで勝負もできます。

履歴書には志望動機と自己PRを簡潔に書きましょう。

▼志望動機
自分が叶えたいことを踏まえて、その会社でなければならない理由を書きます。

(例)
叶えたいこと:未経験の自分でも裁量ある環境でゲーム開発をしていきたい

私は裁量ある環境を重視し、ゲーム開発の最前線で戦っていきたいと考えています。
そう考えた時に貴社が、自社ゲーム開発に力を入れていて
かつ20代が多く活躍している環境というのをホームページで拝見しました。
そこで、貴社でなら将来的にも多くのゲーム開発の経験を積むことができ、
自分で裁量を持ってものづくりが出来ると考え、志望いたしました。

▼自己PR
自分のアピールポイントを書きます。
特に無いと思っていても熱量はアピールできるはずです。
むしろ、未経験ではそこを大きく見られます。

(例)
アピールポイント:ゲームの知識は豊富にあって意欲は誰にも負けない

私は日頃から最新のゲームをプレイしており、そのゲームの楽しい箇所と改善した方が良いと思った箇所を整理しながらプレイしています。
この豊富な知識を活かして、類似のゲームに対する仕様をいち早くキャッチアップし、
コアユーザー目線でどう喜んでもらえるかを提案して実行していくことができる人材と考えております。

※あえて特に無いと思っている人用に書きましたが
 少しでもゲームを作ったりHTML書けますとか
 技術的なアピールがあるならそこもアピールした方が良いです



テンプレートは以下からダウンロードできますよ。
https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/rirekisho/

とはいっても、もっと具体的に色々な実例や評価ポイントが知りたいと思うので、
おすすめの本を以下に挙げておきます。

多くの実例が載った大手のマイナビが出しているものになります。
実際に自分で書くときに、どうしても自分に合った例が欲しくなるのでおすすめです。

初心者でも非常に読みやすく要点がまとめられています。
こちらも実例付きで、ダメな例とその改善内容が具体的に記載されているので
今後の人生での就職や転職でずっと使い続けられるノウハウとなってます。

最後に

これで何をしたら良いのか全く分からないということは無くなったはずです。
次にやるべきことも見えてきたかと思います。

最後に必要になるのは、あなたの勇気です。
どんなに情報を持っていても実行しなければ意味がありません。
それを持ってまずはゲーム業界に入ってみてください。

入るのはスタート地点にすぎません、やれば難しく無いです。
既卒ニートの自分も入れました。

年老いてからやればよかったと後悔すると不可能に近づいていきます。
20代のうちが一番市場価値が高いので
本当に今挑戦したくて悩んでいるなら、そのまま飛び込みましょう!

自分のようにドン底から
ゲーム業界を目指している人に向けて
情報を発信していますので
Xのフォローもよろしくお願いします。
https://twitter.com/rankigame97358

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